住友商事、インドに鋼材加工センターを設立

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住友商事は、インド共和国のウッタラプラディッシュ州グレータノイダ市に、鋼材加工に加えプレス成型、金型製造まで手がける事業会社を設立した。

住友商事の鋼材加工センターとしてはインド初の設立となり、2010年1月から稼動の予定。他地域で培った豊富な鋼材加工センターのノウハウをもとに、インドで鋼材物流網の確立を目指す新会社は「インディア・スチール・サミット」で、資本金は10億7800万ルピー(約22億円)。住友商事が100%出資した。

インドでは、購買力を持つ中間所得者層の飛躍的な消費の拡大を背景に、自動車メーカーや家電メーカーが新規生産拠点の設立や既存工場の拡張を進めている。こうした状況下、これらメーカーの製品の原材料となる薄板の需要も急増しており、薄板を加工するコイルセンターやプレス部品のニーズも急拡大している。

住友商事はこれらのニーズに対し、独自に培ってきた鋼材加工センターの在庫、配送、金融ノウハウをフル活用し、ジャストインタイムのデリバリーを実現しながら、ユーザーに高品質の材料を供給する体制を整える。加えて、鋼材加工センター本来のスリット、カットの加工設備だけでなく、ブランク/プレス設備や金型製造の設備も導入し、インドでは数少ない総合薄板加工会社としてワン・ストップ・ショップの拠点を目指す。

《レスポンス編集部》

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