第二京阪道に4連アーチカルバート採用…鹿島

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第二京阪道に4連アーチカルバート採用…鹿島
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鹿島は、京都と大阪を結ぶ第二京阪道路に幅60mの大断面の4連アーチカルバートを採用し、このほど延長140mの構造物が完成したと発表した。

同社は、第二京阪道路の延長220mの区間で地中連続壁、グラウンドアンカーを用いて開削し、RC構造の4連アーチカルバートと4連ボックスカルバートを築造している。

この道路は「緑立つ道」の愛称で親しまれ、環境、景観に配慮した道路。同社が施工する国守工事(現場)は、大阪府北東部、寝屋川市域の西日本高速道路が所掌する工事区間に位置する。

完成した構造物に、日本でも例を見ない幅60mにわたる大断面の4連アーチカルバートを採用した。延長は140m。4連アーチカルバートは、底版と上床版をアーチ形状とすることで、在来工法のボックスカルバートよりも薄い部材厚を実現している。

これは上載土、地盤反力などの荷重に対し、アーチアクションによる部材軸力の効果が有効に働くことによるもの。また、4連アーチカルバート全体の施工を合理的な工場生産方式による流れ作業を実現し、工期短縮と安定品質の確保が図れるとしている。

《レスポンス編集部》

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