住友ゴム工業が発表した2009年1-3月期(第1四半期)の連結決算は、営業赤字が55億4500万円となった。
自動車の生産調整の影響で主力のタイヤ事業が大幅に落ち込み、売上高は前年同期比24.0%減の1089億3100万円だった。
売り上げ不振や円高基調が続いているため、収益も悪化しており、営業赤字となった。さらに、持分法投資損益で欧米JVの損益が悪化、経常赤字は94億3100万円、当期赤字は75億7000万円となった。
業績が悪化しているため、通期業績見通しも下方修正した。売上高は5600億円から5200億円、経常利益は120億円から50億円、最終損益は収支トントンを見込んでいたが40億円の赤字となる見込み。