フォード フィエスタ の商用バン…クラストップの環境性能

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フォード フィエスタ の商用バン…クラストップの環境性能
フォード フィエスタ の商用バン…クラストップの環境性能 全 9 枚 拡大写真

欧州フォードは『フィエスタバン』に、環境性能を徹底追求した「エコネティック」グレードを設定した。欧州複合モード燃費27km/リットル、CO2排出量98g/kmの実力だ。

エンジンは、改良仕様の1.6リットル直4ディーゼルの「TDCi」で、最大出力は90ps/4000rpm、最大トルクは20.4kgm/1750rpm。新型パーティキュレートフィルターを採用して、ユーロ4基準に適合するクリーンな排出ガス性能を備える。

エコネティックグレードは、徹底的に走行抵抗を減らしているのが特徴だ。車高をダウンさせ、スポイラーを追加。ホイールディフレクターも装備するなどして、空気抵抗係数を示すCd値は0.33を実現した。

さらに、175/65R14サイズの低転がり抵抗タイヤ、シフトアップインジケーターを導入。ファイナルギアレシオは3.37から3.05に変更している。

これらの改良により、フィエスタバンのエコネティックは、欧州複合モード燃費27km/リットル、CO2排出量98g/kmを達成。CO2は旧1.6リットル直4ディーゼルに対して、10%改善した。また、高速燃費に着目すると、31.26km/リットルという驚異的な数値をマークする。

フォードのテストによると、2万km走行して消費した燃料は、旧1.6リットルよりも約160リットル少なかったという。英国フォードの商用車部門を統括するスティーブ・キンバー氏は、「ランニングコストの低さは、ライバル車に対する大きなアドバンテージ」と自信を見せる。

フィエスタバンのエコネティックは、英国では今秋に販売開始。英国で最もグリーンな小型バンの誕生だ。

《森脇稔》

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