【新聞ウォッチ】エコカー戦国時代…インサイト 首位は三日天下、それとも

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年5月12日付

●小沢代表辞任、「政権交代へ決断」西松事件説明せず 新代表16日にも、岡田・鳩山の名(読売・1面)

●インサイト首位、販売回復ハイブリッド車起爆剤に、低価格、減税も追い風(読売・9面)

●トヨタ、エンジン工場3ライン休止(読売・9面)

●GM倒産「可能性高まる」CEO定例会見(朝日・11面)

●GMの破綻、ないと信じている、スズキ会長、連携強調(朝日・11面)

●いすゞ自動車、赤字見通し、GMに売り掛け債権100億円(朝日・11面)

●ティザー戦略、自動車各社、発売前に情報一部公開、じらして話題作り(産経・9面)

●スズキが黒字維持、インド市場好調(東京・7面)

●環境車シェア1割超へ、市場下支え鮮明に(日経・11面)

●日産車体、社長に渡辺氏(日経・12面)

●トヨタ株、4.8%安、今期業績見通しを嫌気、利益確定売りも膨らむ(日経・15面)

ひとくちコメント

軽自動車を除く4月の車名別新車販売ランキングで、ホンダのハイブリッド車『インサイト』が首位となった。ハイブリッド車がガソリン車を抑え、トップに躍り出るのは初めてのこと。各紙とも11日付夕刊の速報に続き、きょうの朝刊でもこのビッグニュースを取り上げている。

「インサイト首位、低価格、減税も追い風」(読売)、「インサイト倍増、軽トップ3迫る勢い」(毎日)、「インサイト首位、エコカー市場の主役に」(東京)などと、どの見出しをみてもインサイト様々の記事。

しかし、トヨタ自動車も来週18日には『プリウス』の新型モデルを発表する。発売前から予約が好調で「今予約しても納車は9月ごろ」(トヨタ系販売店)。200万円以上する大きな買い物を“カタログ販売”だけで購入を決めるユーザーも太っ腹だが、すでに、一部の販売店では新車が“隠れ展示”されているのでそれを見るという裏ワザもあるそうだ。

それはともかく、東京の記事によると「インサイトの受注は『今もペースが落ちてきていない』(広報)といい、発売から3か月で3万台を超えた」という。大河ドラマの『天地人』の影響で戦国武将がブームになっているが、「本能寺の変」の明智光秀のように「三日天下」に終わらなければいいが……。

《福田俊之》

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