今仙電機製作所が発表した2009年3月期の連結決算は、営業利益が前年同期比44.8％減の36億8700万円と大幅減益だった。
売上高は同4.8％減の869億3600万円と減収だった。自動車メーカーの減産で同社の受注も年後半から急激に減少したものの、年度前半は好調だったため小幅なマイナスだった。
収益ではグループ全社あげてのコスト低減活動などの効果で、経常利益は同56.3％減の27億5900万円と黒字をキープ、最終利益は同61.9％減の15億0500万円だった。
今期の業績見通しは売上高が同28.6％減の621億円、営業利益が同58.5％減の15億3000万円、経常利益が同32.2％減の18億7000万円、最終利益が同36.2％減の9億6000万円と減収減益となる見通し。
