日産、2期連続での赤字を予想

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日産、2期連続での赤字を予想
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日産自動車は12日、2009年3月期決算と今期(10年3月期)の業績予想を発表した。今期は世界販売を前期比10%減の308万台とし、営業損益は1000億円、純損益は1700億円といずれも2期連続での赤字を予想している。

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売上高は17.6%減の6兆9500億円の見込み。為替レートは1ドル=95円、1ユーロ=125円を前提とし、営業損益段階での減益要因は為替変動で1700億円、販売減少で2000億円と想定した。

前期は世界販売が10%減の341万台で、売上高は22.1%の減益だった。営業損益は1379億円、また純損益は2337億円の赤字となった。期末配当は見送り、今期についても無配を予想している。

カルロス・ゴーン社長は緊急対策として取り組んでいる「リカバリープラン」を徹底し、「可能な限り早くフリーキャッシュフローをプラスにしたい」と強調した。黒字転換の時期については「09年度末、最悪でも10年度末には実現したい」と表明した。

《池原照雄》

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