スペインGPで9位に終わり、入賞を逃したマクラーレンのルイス・ハミルトン。史上最年少チャンピオンとなった昨年とは打って変わり、苦しい戦いが続いている。
「何を言えばいいんだい? 僕は常に全力でドライビングしている。でもマシンが応えてくれないんだ。なぜかは分からないがグリップが全くない。チャンピオンシップを制覇できるマシンではないことは確かだ」
「チームは素晴らしい仕事をしてくれているよ。信頼できるし、チーム内のモラルも最高だ。それだけにチャンピオンシップを連覇できるマシンがないことが悔やまれるよ。どうしてこうなったのか、誰もが首をかしげている。マシンはそれだけ悪い状態にあるということ。どんなに必死に操縦しても望みがないんだ」と、ハミルトン。
ハミルトンは現在のポイントリーダーであるジェンソン・バトン(ブラウンGP)から32ポイント差。同点7位でフェルナンド・アロンソ(ルノー)と並んでいる。