ポルシェは13日、ザクセン州のライプツィヒ工場において、工場見学ツアーを再開すると発表した。発表されたばかりの新型『パナメーラ』や、『カイエン』がラインオフする様子を無料見学できる。
ライプツィヒ工場は現在、2年間をかけて工場の拡張工事を実施中。生産ラインや物流倉庫など、約2万2000平方mの施設が充実する予定だ。ポルシェは拡張工事のため中止していた工場見学ツアーを、8か月ぶりに再開する。
同工場ではSUVのカイエンに加えて、4月19日の上海モーターショーでワールドプレミアを飾った新型『パナメーラ』を生産。パナメーラは9月から欧州主要国で販売が開始されるため、これから本格量産体制に入る。
見学ツアーは約2時間で、費用は無料。さらに、予約が必要だが、ライプツィヒ工場敷地内のテストコースで、カイエンの試乗ができる。普段はなかなか体験できないオフロード走行プログラムも用意している。ドイツを訪れる機会のある人は、足を運んでみてはいかがだろう。