【新聞ウォッチ】選挙目当てのワルノリか? お盆・年末年始も高速道路1000円

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年5月15日付

●民主代表選、鳩山氏優勢、岡田氏追う、「保留」が4割、国会議員本社調べ、あす午後投票(読売・1面)

●ソニー989億円赤字、14年ぶり転落(読売・2面)

●オペル争奪白熱、フィアット最終目標は合併、提携で支持拡大マグナ連合(読売・12面)

●クライスラー販売店25%削減(読売・12面)

●1000円高速、「お盆・年末年始も」国交相が検討表明(朝日・1面)

●減税対象増へ燃費改良、既存車トヨタ年内発売へ(毎日・7面)

●日産11万台リコール(毎日・23面)

●閉鎖危機生き残り探るGMディーラー「どの国の車でも売る覚悟」(産経・9面)

●公道走行へ事業計画、セグウェイ特区申請も(産経・12面)

●トヨタ、テレビCM、草なぎさん復帰(産経・24面)

●GSユアサ純利益2.9倍に、3月期、原材料安で(東京・7面)

●ズームアップ:リチウムイオン電池、次世代車の鍵生産本格化(東京・9面)

●健康保険料大企業も上げ、NECなど社員負担2ケタ増(日経・1面)

●円高、輸出企業に重し、想定レート接近、2カ月ぶり95円台前半(日経・5面)

●新型プリウス受注、8万台突破へ(日経・11面)

ひとくちコメント

これまでは土日・祝日だけだったETC搭載車の高速道路料金「一律1000円」への割引について、8月のお盆や年末年始の平日にも適用する案が浮上しているという。

金子国交相らがお盆や年末年始にも「1000円」の適用を検討する考えを明らかにしたもので、14日付の一部夕刊に加え、きょうの朝日や東京なども取り上げている。

先のGW中には10km以上の渋滞が前年の倍に増えたため、1年で最も交通量が多いお盆期間が土日の2日間では大渋滞を引き起こしかねないというのが検討の理由らしい。総選挙を控えての「選挙目当て」との指摘もあるが、マイカーで帰省する自動車ユーザーにとっては有り難い話である。

もっとも、この制度を導入したそもそもの狙いは景気刺激対策。自動車取得税や重量税の減免と買い替えの「補助金」でエコカーを購入し、休日に「1000円高速」でドライブすれば地方の観光スポットなどにも波及効果が期待できるというのがシナリオだ。

いっそのこと、お盆や年末年始に限らず、通常の平日も「1000円高速」にすれば、定年退職を迎えたクルマ好きの団塊の世代でも渋滞の心配もなくスムーズに走れる。

《福田俊之》

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