アドバンテスト、ドイツ車載用半導体大手が「T2000」を採用

自動車 ビジネス 企業動向

アドバンテストは、ドイツの車載用半導体大手エルモス・セミコンダクターとの間で、エルモス社の車載用半導体のテストにおいてアドバンテストのテスト・システム「T2000」を使用する契約を締結した。

「T2000」は、業界初のオープン・アーキテクチャーを採用したモジュール方式のテスト・システム。モジュール・ラインアップの豊富さと、高密度実装技術により実現した多数個同時測定を兼ね備えたテスト・システムで、様々なデバイスの試験に容易に対応することが可能。変化の激しい半導体の試験ニーズにもフレキシブルに対応するとしている。

アドバンテストは、2008年8月に車載用半導体向けテスタメーカー大手のドイツ法人クレデンス・システムズを買収し、T2000のモジュールを軸にした車載用半導体に向けたテスタの開発に注力してきた。

今回、車載用半導体のリーディング・カンパニーであるエルモス社にテスト・システムT2000が選定されたことについて、アドバンテストでは製品の高い信頼性と技術力が評価されたとしている。今回の選定を機に、エルモス社と協力してより信頼性の高い効率的なテスト・ソリューションの確立を目指す方針。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産エクストレイル“NISMO”と“AUTECH”の魅力を元プロ野球選手・山﨑武司が語る!PR
  3. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  4. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  5. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る