【チャレンジ三宅島09】お台場フェス…PRに東京都交通局も協力中だが

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【チャレンジ三宅島09】お台場フェス…PRに東京都交通局も協力中だが
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石原都知事が名誉会長を務める「WE RIDEチャレンジ三宅島'09モーターサイクルフェスティバル」のPRに、東京都交通局も協力することになった。

当初、交通局は「オリンピック招致ポスターで空きスペースがない」「交通に無関係なことは原則有料スペースしか使えない」と話していたが、2日の都知事会見後、対応を一変させた。

現在は、5月17日のプレイベント「WERIDEチャレンジ三宅島'09モーターサイクルフェスティバルinお台場」の開催に向け、都営地下鉄全駅にポスターを掲載中だ。

同イベントは、オートバイをツールにした三宅島観光振興が目的なので、主催こそ東京ではなく、NPO法人「三宅島スポーツ振興会」(築穴辰男理事長)になっている。

しかし、当初から石原都知事がリーダーシップをとって海外のレース視察し、名誉会長に就任した。東京都が支援するイベントだが、担当は離島振興を担当する総務局で、交通局にとっては優先順位の低いイベントに映った。

2日の会見で石原都知事は「三宅島は惨たんたる窮状から這い上がってきた。そこに力が貸すのがね、人情ってもんじゃないか。(ポスターを掲示しPRするよう)やらせます」と一喝。交通局もPRを手助けするようになったが、同局総務部担当者は何度も「バイクレースには協力していく」と発言。

公道レースをやるかやらないかで、東京都と国内二輪車メーカーが2年間ももめたことなど知らなかったのような対応だ。

3年目を迎え、国内外の二輪車関係者がまとまりつつある時だ。東京都の局割り対応も改め、都知事が名誉会長を務めるイベントくらい関心を持って、成功に向けて努力をすべきではないのか。

《中島みなみ》

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