ベントレー コンチネンタル、最もリサイクル率の高い高級車に認定

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ベントレー コンチネンタル、最もリサイクル率の高い高級車に認定
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ベントレーは14日、KBA(ドイツ政府自動車局)から、『コンチネンタル』シリーズが最もリサイクル率の高い高級車として認められたと発表した。そのリサイクル率は85%を達成している。

ベントレーは再生パーツの使用と、車両そのもののリサイクルに積極的。生産工程においても、ガス、水、電気の使用量を、過去9年間で約4分の1に減らしている。

今回のKBAからの認定は、そんなベントレーの取り組みが評価されたもの。ベントレーのArno Homburg車両開発担当役員は、「ベントレーはリサイクルに積極的なメーカーです。また、過去に生産された車両の70%以上は現存しており、スクラップされずコレクターアイテムとなっています」と語っている。

また、ベントレーは2012年までに燃費の45%向上とCO2排出量の15%削減を目標に掲げる。そのために、2012年までに全車をバイオ燃料に対応させる方針だ。3月のジュネーブモーターショーで発表した『コンチネンタルスーパースポーツ』は、0-100km/h加速3.9秒、最高速329km/hとベントレー過去最速の性能を持ちながら、E85バイオ燃料を使用可能とした。

ベントレーは1919年英国設立の老舗メーカーだが、その90年の歴史において、生産された車の70%以上がいまだ現役とは驚く。フェラーリとともに、最も高い価値を維持し続けるブランドといえるかもしれない。

《森脇稔》

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