【Fニッポン 第2戦】決勝…デュバル、雨の中でぶっちぎりのV

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【Fニッポン 第2戦】決勝…デュバル、雨の中でぶっちぎりのV
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フォーミュラ・ニッポンの第2戦(決勝全43周)が16・17日、鈴鹿サーキットで開催された。優勝は、ロイック・デュバル(NAKAJIMA RACING・31号車)。予選日は雨の中行われ、決勝日もスタート直前に降り出し、雨に支配された2日間となった。

決勝でスタートダッシュを決めたのは、ポールのブノワ・トレルイエ(LAWSON TEAM IMPUL・2号車)。それに続いたのは、予選3位のデュバル。イン側でスリップして加速しない予選2位のアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S・36号車)は3番手に後退。続いて、予選7位スタートの塚越広大(HFDP RACING・10号車)、平手晃平(ahead TEAM IMPUL・20号車)、07・08王者松田次生(LAWSON TEAM IMPUL・1号車)と続く。

ウェットコンディションでの有利を活かし、トップのトレルイエが逃げる中、後方ではやや荒れた展開に。4周目1コーナーでは平手がコースオフ、7周目の1コーナーでは松田がコースオフ。平手は復帰できたが、松田はグラベルにつかまり、2戦連続のリタイヤとなってしまう。全8戦の内の2戦をノーポイントで終え、早くも3年連続王者の大記録に黄色信号がともってしまった状況だ。

その後、デュバルがペースアップ。序盤は最大4秒のギャップがあったトップトレルイエとの差を詰め、16周を終えた時点でコンマ5秒となる。両者のテールtoノーズのバトルが続くが、オーバーステアで苦しむトレルイエは、28周目のスプーン入口で遂に陥落してしまう。そのままピットに駆け込んでいる。

一方のトップに立ったデュバルはそこが勝負の分かれ目とスパートをかけ、31周終了時点でピットへ。ピットアウト後もトップの順位変動はなく、デュバル、トレルイエ、ロッテラーと続く。全車ピット作業が終わると、終盤は大きな変動がなくなり、そのままゴール。デュバルが今季初勝利を挙げ、ポイントランキングでも15点で2位となった(トップは19点のトレルイエ)。

第3戦は、今月30日・31日にツインリンクもてぎで開催。

《デイビー日高》

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