92年前の電気自動車「デトロイト号」が復活!

エコカー 燃費
92年前の電気自動車「デトロイト号」が復活!
92年前の電気自動車「デトロイト号」が復活! 全 1 枚 拡大写真

1917年 にアメリカから輸入された電気自動車「デトロイト号」が、運転可能な電気自動車として復活した。その形から「シルクハットの自動車」として京都市民に親しまれていたという。

このデトロイト号は、ジーエス・ユアサコーポレーションの創業者のひとり、島津源蔵氏(日本電池初代社長)が、1917年にアメリカから輸入したもので、自社製の鉛電池を積んで通勤や社用車として、日本電池の社長を退任する1946年まで約30年間愛用した。

その後、1981年より同社京都本社ロビーに展示されていたが、社内の「デトロイト号をもう一度走らせよう」との声に、2008年夏に「デトロイト号復活プロジェクト」がスタート。

プロジェクトでは、当時の走りや品格を損なうことなく再現させることを修復方針に掲げ、足回りの補強、鉛電池やモーターの新調、屋根の張り替えなどの作業がおこなわれ、運転可能な電気自動車として復活した。

復活したデトロイト号は再び京都本社で展示され、文化事業や電気自動車の普及・推進を目的としたイベントなどで活用される。また、復活までの奇跡は、同社のウェブサイトでみることができる。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  2. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  3. マツダの新型SUV『EZ-60』すでに4万台の予約殺到! SNSでは「マツダ復権か??」「日本でも売るべき」など話題に
  4. BMW、ケージ構造でヘルメット不要の電動スクーター『ビジョンCE』発表へ…IAAモビリティ2025
  5. ホンダ『オデッセイ』専用コンソールボックス「オデュッセイヤ」発売、高級感と機能性のプレミアム仕様
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る