【トヨタ プリウス 新型発表】“らしさ”の継承…デザイン

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ プリウス 新型発表】“らしさ”の継承…デザイン
【トヨタ プリウス 新型発表】“らしさ”の継承…デザイン 全 5 枚 拡大写真
「世界の人たちに認知されたトライアングルシルエットは継承しながら、空力を重視したデザインにしました」と話すのは、新型トヨタ『プリウス』のデザイン開発を担当した、トヨタ自動車デザイン部の大石悦也さん。

特に空力を対策していくうえでは、フロントバンパーコーナーやリアバンパーコーナー、リアの大型のスポイラー等を変更することで、整流効果を高めたという。

またデザインの特徴として、ドア断面は、より抑揚をつけメリハリの効いたデザインにしている。

そして、プリウスの大きな特徴であるトライアングルシルエットについては、サイドビューのルーフのピークを2代目(先代)より後ろに持っていくことによって、2つの利点を見出したという。それは、遠目で見るとウェッジシェイプで元気のよいシルエットに見えるということと、後席の頭周りの広さを確保するということである。

また、大石さんはこうも語る。「2代目のプリウスが築いたプリウスらしさはトヨタの財産です。それを正常進化させたのが3代目プリウスなんです」と。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
  2. ルノー『ルーテシア』新型、新デザインで大胆チェンジ…IAAモビリティ2025
  3. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  4. 「マットブラックのカタナ、ええやん…」幻の『黒いKATANA』サプライズ公開に、SNSでも「発売したりして?」と期待の声
  5. 「バイクで町おこし」埼玉県小鹿野町に750台が集結、ヤマハがライダー向け「カフェ」提供
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る