【トヨタ プリウス 新型発表】あのハイブリッドとは違うんです!!

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【トヨタ プリウス 新型発表】あのハイブリッドとは違うんです!!
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「あなたとは違うんです!!」…—昨年、福田康夫元総理が辞任会見で言い放った、あまりにも有名なこのセリフがよみがえってくるかのような、新型トヨタ『プリウス』の記者発表会だった(18日)。

東京・臨海副都心のトヨタショールーム「メガウェブ」1階に設置された特設会場の舞台には、タンデム2人乗りの自転車が2台。「それではこれより、ストロングハイブリッドとマイルドハイブリッドのデモを行います」とナレーター。

どちらも前がエンジン役、後ろがモーター役。マイルドハイブリッドのほうは「いっせーのーせっ!」と一緒に発進する。「このように、マイルドハイブリッドはスタートからエンジンとモーターの両方を使います!」

実は1モーターのマイルドハイブリッドも、エンジンとモーターの間にクラッチを挟んだり、モーターをクラッチやトルクコンバーターより後ろに配置したものは、モーターのトルクだけで発進できる。このデモが、エンジンとモーターが結合されているホンダ『インサイト』を指すのは明らかだ。

さらに、減速時に得られる回生エネルギーの大きさ、モーターのみの走行の可否など、プリウスの比較優位のパフォーマンスが延々と続いた。最後はマイルドハイブリッドのエンジン役はヘトヘトの演技、ストロングハイブリッドのエンジン役は「まだまだ元気いっぱい!」

マスコミ向けの新車発表でこれほどの“比較広告”がなされるのはなかなか珍しい。ホンダの関係者がもしこの発表会を見ていたら憤死する(?)ような、挑発的なパフォーマンスだった。ハイブリッドの本家はトヨタという強烈な自意識の表れと言えよう。

《レスポンス編集部》

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