定員外乗車のクルマが路外逸脱、7人死傷

自動車 社会 社会

17日、茨城県阿見町内の県道を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱、そのまま道路右側の路外に飛び出し、立ち木に衝突する事故が起きた。クルマは大破。後部荷室に乗車していた1人が死亡、他の5人が重軽傷を負っている。 

クルマの定員は運転者を含めた5人だが、事故当時は後部荷室に3人が同乗、合わせて8人が乗っていた。

茨城県警・牛久署によると、事故が起きたのは17日の午前3時30分ごろ。阿見町飯倉付近の県道を走行していた乗用車(ステーションワゴン)がカーブを曲がり切れずに対向車線側に逸脱。そのまま道路右側の路外に飛び出し、立ち木に衝突した。

クルマは衝突によって大破し、荷室に乗っていた21歳の男性が車外に投げ出され、腹部強打で死亡。20歳の男性も腰骨を折る重傷、他の5人も骨折や打撲の重軽傷を負い、近くの病院に収容されている。警察はクルマを運転していた20歳の男を自動車運転過失致死傷容疑で逮捕している。

現場は片側1車線の緩やかな左カーブ。当時は雨で路面が濡れていた。クルマに乗車していた8人は同じ会社に勤務し、美浦村内の寮に在住。事故当時はコンビニエンスストアへ買い出しに行き、寮に戻る途中だった。調べに対して男は「スピードを出しすぎて滑った」などと供述しているようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ヤリスクロス』と『カローラクロス』の約10万台にリコール…パノラミックビューで映像が確認できない
  2. トヨタ『ライズ』、5色のカラフルなフルーツテーマで登場…土曜ニュースランキング
  3. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
  4. 「かつての『サニー』が随分と立派に…」日産の新型セダンが話題に!進化したVモーションにも注目
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る