携帯電話で直感的に道案内する歩行者ナビ 住友大阪セメントと埼玉大が開発

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携帯電話で直感的に道案内する歩行者ナビ 住友大阪セメントと埼玉大が開発
携帯電話で直感的に道案内する歩行者ナビ 住友大阪セメントと埼玉大が開発 全 1 枚 拡大写真

住友大阪セメントと埼玉大学大学院理工学研究科長谷川研究室は、舗道における新しい歩行者ナビゲーションシステムを開発した。

このシステムは、WYSIWYAS(What You See Is What You Are Suggested)-「見たままにお進みください」を基本設計概念としており、カメラ付き携帯電話機で、舗道に敷設されているインターロッキングブロックを撮影して、現在位置を把握、撮影した画面上に進むべき方向をコメントと矢印で直接表示する。特別なインフラ整備をすることなく、地図による解釈を必要としない直感的な道案内システムとなっている。

従来のナビゲーションシステムは、自分がどこにいて、どちらを向いているのか、目的地はどちらの方向か、などの地図情報を理解する必要があった。新しいシステムは、携帯電話で撮影した舗道の画像上に矢印などで進むべき方向を示すため、だれでも直感的に理解できる。

最大の特長はコンシェルジュ性で、例えばお腹が空いた場合、「おにぎり」と入力すると、近くにあるコンビニエンスストアを案内する。欲しいものなどをナビゲーションするデータベースの構築が可能。

本システムに必要な設備は、一般的なカメラ付き携帯電話機と舗道に敷設されたインターロッキングブロックのみで、特別なインフラを整備する必要は無い。また、携帯電話の電波が届く場所であればどこでも利用可能だ。

《レスポンス編集部》

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