ジャパンエナジー研究員ら、潤滑剤の観察で論文賞

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ジャパンエナジーは、日本トライボロジー学会から2008年度日本トライボロジー学会「トライボロジーオンライン論文賞」を受賞したと発表した。

今回受賞したトライボロジーオンライン論文賞は、2008年度に新設された賞で、日本トライボロジー学会が発行する英文オンラインジャーナル「Tribology Online」に掲載された論文のうち優れた論文の著者に対して授与されるもの。

同社の研究員の高橋一聡氏、設楽裕治と岩手大学の森誠之教授による論文「Direct Observation of Thermo-Reversible Gel-Lubricants in EHL by FT-IR Micro-Spectroscopy」(顕微フーリエ変換赤外分光法を用いたEHL域における熱可逆性ゲル状潤滑剤の直接観察)。

論文は、熱可逆性ゲル状潤滑剤の特異なトライボロジー特性を解明するために、顕微フーリエ変換赤外分光法を検出器としたボールオンディスク型潤滑試験機を用いてEHL接触域における油膜の厚さ、アミド系ゲル化剤の濃度を観察し、潤滑作用メカニズムを考察したもの。受賞はその知見が高く評価されたため。

《レスポンス編集部》

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