【新聞ウォッチ】豊田章男トヨタ次期社長、本業もレースも“テスト”完了

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【新聞ウォッチ】豊田章男トヨタ次期社長、本業もレースも“テスト”完了
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年5月22日付

●外車メーカー独自で割引、エコカー減税に対抗、高級モデルも投入(読売・10面)

●世帯所得減り平均556万円07年厚労省調査(朝日・7面)

●ハイブリッドへトラックも走る、低迷打開へ開発本腰(朝日・13面)

●スポーツクリック:F1異変あり(朝日・18面)

●GM瀬戸際、再建計画期限迫る、現実味増す破綻(毎日・7面)

●ポルシェも出展見送り、東京モーターショー(毎日・7面)

●電気自動車の逆襲(産経・6面)

●米の燃費規制強化、自動車産業再生と温暖化対策同時に / 日本に有利、一概に言えぬ・自工会青木会長(産経・9面)

●GWの高速利用者、割引きっかけ61%(産経・11面)

●トヨタ、走る次期社長、耐久レース自らハンドル(東京・6面)

●トヨタ、カードポイント新車購入費用に、クレジットと連携(日経・13面)

●新型SUVアウディが発売(日経・13面)

●グリーンインダストリー、ハイブリッド車舞台裏(下)、電池戦略、積極投資、商機逃がさず(日経・13面)

ひとくちコメント

23 - 24日にドイツのラインラントで開かれる世界3大耐久レースの一つ「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」に出場するトヨタ自動車の豊田章男副社長が予選前のテスト走行を行ったという。きょうの東京がスポーツ面ではなく経済面で取り上げている。

記事によると、走行後、豊田副社長は「この難コースを走ることで車好きにも納得してもらえる高い性能の自動車を開発するのが目的。一般の顧客にも伝わるはず」とレースへの熱い思いを語ったそうだ。

今週月曜日は、新型プリウスの報道発表会に“主役”として出席し、「クルマは単なる移動手段ではない。新たな自動車文化を育てていきたい」と力説したばかり。正式な社長就任は6月末だが、文字どおり「走る次期社長」(東京の見出し)で、東奔西走の多忙なスケジュールをこなす。

章男氏は国際C級ライセンスを持ち、レースでのハンドルさばきは心配なさそうだが、本業の経営のかじ取りは“初心者マーク”。とはいえ、未曾有の自動車危機の中、ブレーキとアクセルを踏み間違えるような“暴走”は許されない。

《福田俊之》

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