セルフ式スタンド荒らしの男を逮捕、余罪多数か

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セルフ式のガソリンスタンドを襲撃し、自動精算機を短時間で破壊して現金を盗んでいたとして、神奈川、千葉、静岡の各県警と警視庁の共同捜査本部は18日、組織のリーダー格だったと見られる37歳の男を窃盗容疑で逮捕した。

捜査本部によると、逮捕された男は2006年7月20日未明、神奈川県厚木市内にあるセルフ式のガソリンスタンドを仲間3人とともに襲撃。自動精算機をバールのようなもので破壊し、中に収容されていた現金約53万円を盗み出した疑いがもたれている。

同様の事件は1都10県で発生。いずれも盗難車でスタンドに乗りつけ、1 - 2分という極短時間で犯行に及ぶことを特徴としていた。少なくとも1955件発生し、被害総額は約1億6500万円に達している。

警察では容疑者の摘発を進めた結果、これまでに18人の男を窃盗容疑で逮捕。調べを進めてきたが、最初にこの犯行を考案したとみられる男が存在することがわかった。犯行はこの男のグループと、この男から犯行方法の伝授を受けた別のグループが行っていたという。

このため、犯行方法を伝授された別グループのリーダー格の男を追及した結果、37歳の男の存在が浮上。立ち回り先で発見し、窃盗容疑で逮捕した。調べに対して男は容疑を否認しており、警察は余罪も含め、厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

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