GT by シトロエン…市販に向けてPR

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シトロエンは5月20日、『GT by シトロエン』が欧州で開催される3つのイベントに参加すると発表した。市販に向けて、シトロエンのスポーツイメージをアピールするのが狙いだ。

GT by シトロエンは、2008年10月のパリモーターショーで初公開したコンセプトスポーツカー。同車はソニーの『プレイステーション3』の人気ソフト、『グランツーリスモ』と共同開発され、シトロエンが考える21世紀のスポーツカー像を具体化した1台だ。『グランツーリスモ5プロローグ』の仮想空間でのみ、その走行は許される。

前衛的なレーシングカーといえるルックスは迫力満点。ボディから分離したように見える前後フェンダーは皮膚を覆う甲冑を思わせる。前後マスクは、鎧を着けた戦国武将をイメージ。ボディサイズは全長4960×全幅2080×全高1090mmだ。

パワートレーンの詳細は未公表だが、グランツーリスモ5では「燃料電池を搭載した電気自動車」という設定。最大出力は782ps、0-100km/h加速3.6秒、最高速度330km/hという驚異的なスペックを発揮する。

シトロエンは23日、ドイツで開催されるニュルブルクリンク24時間耐久レースで、GT by シトロエンをデモ走行させる。さらに、パートナーのポリフォニーのブースに実車を展示。来場者に実車を見学できる機会を設ける。

また、6月12日にフランスで行われるルマン24時間耐久レースでは、その関連イベントの「グランドパレード」に参加。世界中から集まる50チーム、150名のドライバーとクラシックスポーツカーともに、パレードラップを披露する。

そして、7月3-5日に英国で開催される「グッドウッドフェスティバルオブスピード」が、PRイベントの最後となる予定だ。

シトロエンは20台程度のGT by シトロエンを限定生産する計画。仮想空間のスーパーカーが、いよいよ現実になろうとしている。

《森脇稔》

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