日立建機は、破砕物や土砂、廃棄物などの選別作業に使用される「VR512自走式スクリーン」を25日から発売すると発表した。
VR512は、機械重量19t、ふるい寸法1520×3660mmで、先に発売した小型の「VR408-2」、大型の「VR516FS」、の中間機種となる。自走式に求められる機動性を十分に発揮可能なコンパクトな車体、排出ガス3次規制対応型エンジンの搭載による環境への適合を実現した。
Hi-OSS(日立オンサイトスクリーニング&ソリューション)の中核となる自走式スクリーンは、小型から大型までのフルライン化が整備されたとともに、これで全てが排出ガス3次規制に対応することになる。
販売目標は、国内外合わせ合計で年間15台を見込んでいる。VR512は、5月26日から29日まで東京ビッグサイトで開催される「2009NEW環境展」に出品される。