JSRとエクソンモービル、自動車タイヤなど向けブチルゴムの生産を増強

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JSRとエクソンモービルの合弁会社の日本ブチルは、川崎工場のブチルゴム生産能力を年間1万8000t増強することを決定した。2010年末に完工し、同社のブチルゴム生産能力を年間9万8000tに引き上げる。

ブチルゴムはガス不透過性、耐熱性に優れた高機能合成ゴム。ブチルゴムは大型トラックやバス用タイヤのインナーチューブ、工業品用途に、ハロゲン化ブチルゴムは乗用車向けのラジアルタイヤに主に使用されており、需要は伸びている。
 
加えて今後もアジア地域を中心とした自動車販売台数・自動車保有台数の増加に伴う新車用および補修用タイヤの生産拡大と共に、ブチルゴム市場の増大が続くと見ている。
 
今回の能力増強は、こうしたアジアを中心としたブチルゴム、ハロゲン化ブチルゴムの需要増加に対応するため行うもの。

《レスポンス編集部》

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