川崎造船、5000台積み自動車運搬船を竣工

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川崎造船は、中国南通市の南通中遠川崎船舶工程有限公司(NACKS)で、KAW1601シッピング向け5000台積み自動車運搬船「バンコク・ハイウェイ」を引き渡した。新船はNACKSで建造された5000台積み自動車運搬船の第4番船に当たる。

船は、倉内に12層のカーデッキを有したロールオン・ロールオフ型自動車専用運搬船。大型車も通行可能な2条の倉内ランプウエイを各甲板内に設置し、船尾のスターンランプと船体中央部右舷に設けられたサイドランプを介して、陸上から本船内まで自走にて効率よく荷役できる。

倉内に配置された12層のカーデッキの内、3層はリフターブルデッキ(可動式デッキ)。このリフターブルデッキを天井位置に吊り上げ格納することにより、2層分の高さ(空間)が確保され、バスやトラックなどの大型車を含む多様な車種を積載できる。

船は環境対策として、燃料の噴射パターン、排気弁の開閉タイミングを電子制御にて最適化するME型主機関を採用しており、モード選択により燃費低減、排ガス性状の改善が可能。

燃料油タンクを外板に接しないよう二重殻化しており、事故時の海洋への油汚染防止対策を施している。

《レスポンス編集部》

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