スイスから新型EVスポーツ…0-96km/hを5秒以下

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スイスから新型EVスポーツ…0-96km/hを5秒以下
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スイスのBRUSAエレクトロニック社は13-16日、ノルウェーで行われた電動車両のシンポジウム兼展示会「EVS24」で、新型EVスポーツカー『BRUSAスパイダー』を公開した。

BRUSA社は1985年、スイスに設立された電機メーカー。おもに工業用のモーターを製作しており、これまでに複数のEVにモーターが採用された実績がある。

BRUSAスパイダーの核となるモーターは、リア部分に2個搭載。それぞれが後輪左右を駆動する方式だ。その最大出力は129ps×2=258psで、最大トルクは224kgmにも達する。

2次電池はKokam(コカム)社製のリチウムポリマーバッテリーで、蓄電容量は16kWh。フロントボンネットには液冷式チャージャーが装備され、充電は220Vプラグ接続により、約4時間で完了する。最大航続距離は80km/h走行で、約125kmを確保した。

BRUSAスパイダーのボディは約1000kgと軽量に仕上げられ、0-96km/h加速5秒以下、最高速200km/hのパフォーマンスを実現。往年のスパイダーを連想させるルックスは、スポーティな雰囲気を放つ。

BRUSAはこのスパイダーの市販計画に関して、アナウンスしていない。現状では、最大航続距離がテスラ『ロードスター』の392kmの半分以下しかなく、この部分の性能向上が望まれる。

《森脇稔》

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