富士通テン、環境に配慮した製品開発を推進

自動車 ビジネス 企業動向

富士通テンは、自社の全製品分野でのLCA(ライフサイクル・アセスメント)を実施し、3月に製品分野ごとのCO2排出量をベースにした算出基準を制定した。これをベースに09年度中にLCA結果を活用するための情報システムを整備し、より環境に配慮した製品開発を開始する。

同社は従来、顧客からの要望に基づきライフサイクルの一部(素材・製造)における環境負荷評価を実施してきたが、07年度に先行の2製品分野で初めて、ライフサイクル全体における評価を実施した。

08年度には実施範囲を全製品分野に拡大し、それらの結果を踏まえて製品分野ごとの算出基準を制定した。

09年度中に製品の環境負荷(LCA値)の低減と製品価値(機能・性能)の向上を総合的に評価し、設計改善に活用しやすくするための情報システムを整備、より環境に配慮した製品作りを推進していく方針だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  3. 取り付け約10秒、カーメイトが『カローラクロス』『メルセデスベンツ』各車純正ミラー専用設計の「ワイドリアビューミラー」を発売
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  5. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る