中学生2人乗りバイクと飲酒運転 出会い頭衝突

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23日夜、茨城県神栖市内の市道で、交差点を進行していた少年2人が乗った原付バイクと、交差道路を走行してきた軽乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。バイクは転倒し、2人は死傷。警察はクルマを運転していた31歳の男を現行犯逮捕している。

茨城県警・鹿嶋署によると、事故が起きたのは23日の午後8時35分ごろ。神栖市大野原1丁目付近の市道で、少年2人乗りの原付バイクと軽乗用車が交差点で出会い頭に衝突した。

バイクは転倒。乗っていた2少年は路上に投げ出され、このうち1人が死亡。もう1人が骨折などの重傷を負った。後の調べで、死亡したのは13歳、重傷を負ったのは14歳の男子中学生と判明している。

クルマを運転していた31歳の男から酒気帯び相当量のアルコール分を検出したことから、警察では男を自動車運転過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。1人死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを続けている。

現場は信号機の無い交差点。一時停止義務は原付バイク側にあったが、これを無視して進行してきたとみられる。2人とも路上の離れた場所に投げ出されているため、どちらの少年が運転していたのか不明だが、警察では重傷を負った少年の回復を待ち、事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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