蒸気機関車に気を取られ、歩行者をはねる

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24日午前、茨城県筑西市内の私道で、バックで進行していた乗用車が、クルマの後ろを歩いていた32歳の女性と衝突する事故が起きた。女性と、女性が腕に抱いていた男児が骨折などの重傷。警察はクルマを運転していた女性の夫から事情を聞いている。

茨城県警・筑西署によると、事故が起きたのは24日の午前10時45分ごろ。筑西市折本付近の私道をバックで進行していた乗用車が、クルマの後方を歩いていた32歳の女性に衝突した。

クルマは女性の背後から突っ込み、女性は2歳の男児を抱いたままで前のめりに転倒。2人は骨折などの重傷を負った。クルマは女性の夫である32歳の男性が運転。警察ではこの男性から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。

現場は幅員約2.5mの未舗装路。男性らは私道の横を通る真岡鉄道で運転されている蒸気機関車を見物に訪れていた。事故は蒸気機関車がけん引する列車が現場近くの折本駅を発車する時刻とほぼ同じ頃に発生していた。警察では男性が他の場所に移動するために急ぎ、安全確認を怠ったことが事故につながったとみている。

《石田真一》

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