住友大阪セメント、大型リチウムイオン電池の正極材の事業を推進

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住友大阪セメントは28日、次世代の中・大型リチウムイオン電池の正極材として見込まれる「リン酸鉄リチウム」の事業化を推進すると発表した。

同社は、リン酸鉄リチウムの開発に成功し、船橋事業所(千葉県船橋市)に年産150tの能力を持つパイロットプラントの稼動を2007年12月に開始、サンプルワークを始めた。
 
ハイブリッド自動車、電気自動車、太陽光発電における蓄電などの定置型用途での採用を目指しており、国内外の有力顧客から採用に向けた高い評価を得ているとしている。
 
二次電池市場では中・大型リチウムイオン電池普及の機運が急激に高まってきており、同社では2010年度中の年産1000tレベルの量産プラント立ち上げを目指し、リン酸鉄リチウム材料の事業化を推進する。

《レスポンス編集部》

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