大奉仕? アルファロメオが「20年前より安い!」

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大奉仕? アルファロメオが「20年前より安い!」
大奉仕? アルファロメオが「20年前より安い!」 全 4 枚 拡大写真

解体工場に最新のアルファ『MiTo』と往年の『33』が並んで佇んでいる。アルファ・ロメオの英国法人が5月から展開している広告だ。

その“心”は英国政府が5月中旬に導入した、新車に買い替える際の補助金制度「スクラップ・インセンティブ」である。

アルファロメオUKは政府の補助金1000ポンド(約15万円)に加え、さらに1000ポンドの値引きを上乗せするキャンペーンを始めた。それを利用すると顧客は1万995ポンド(約166万円)の『MiTo』を、2000ポンド引きの8995ポンド(約135万円)で購入できる。

これが20年前の1989年アルファ『33』(5ドア)の販売価格(9000ポンド)より安いことから、2台並びの写真になったというわけだ。

なお、政府の「スクラップ・インセンティブ」の対象下取り車は、1999年8月31日以前に英国で新車登録された車両、かつ現オーナーが1年以上所有している必要がある。期間は2010年3月まで、もしくは政府の予算がなくなるまでというものだが、各メーカーは他社より少しでも注目を引くキャンペーンを編み出そうと頭をひねっている。

かつてのアルフィスタで他社製車に乗り換えてしまったユーザーを呼び戻せるか、それとも「懐かしいねえ」で終わるか、結果が注目される。

《Mari OYA》

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