三菱化学、カプロラクタムとスチレンモノマー事業から撤退

自動車 ビジネス 企業動向

三菱化学は、カプロラクタム事業、スチレンモノマー事業から撤退すると発表。撤退は、競争力強化に向け石油化学事業の再編・再構築の一環としてしている。

石油化学製品は、国内需要が縮小する一方、国内外で今後中東を中心とする安価な原料を基に製造された製品との競争が激化することが見込まれ、事業を取り巻く環境は厳しさを増している。

こうした事業環境を背景として、エンジニアリングプラスチックや繊維などで使用されるナイロンの原料となるカプロラクタムをはじめとするカプロラクタム事業、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂などのスチレン系合成樹脂、発泡スチロ−ル、合成ゴムの原料となるスチレンモノマ−事業について、合理化対策を実施してきたものの、収益の回復が見込まれないと判断、両事業から撤退する。

《レスポンス編集部》

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