三菱化学、カプロラクタムとスチレンモノマー事業から撤退

自動車 ビジネス 企業動向

三菱化学は、カプロラクタム事業、スチレンモノマー事業から撤退すると発表。撤退は、競争力強化に向け石油化学事業の再編・再構築の一環としてしている。

石油化学製品は、国内需要が縮小する一方、国内外で今後中東を中心とする安価な原料を基に製造された製品との競争が激化することが見込まれ、事業を取り巻く環境は厳しさを増している。

こうした事業環境を背景として、エンジニアリングプラスチックや繊維などで使用されるナイロンの原料となるカプロラクタムをはじめとするカプロラクタム事業、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂などのスチレン系合成樹脂、発泡スチロ−ル、合成ゴムの原料となるスチレンモノマ−事業について、合理化対策を実施してきたものの、収益の回復が見込まれないと判断、両事業から撤退する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  4. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
  5. ホンダ『レブル250 Eクラッチ』が爆売れ!? ペダルだけでシフトチェンジできる「Eクラッチ」の魅力をおさらい
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る