日産、08年度のリサイクル実績…ASR再資源化率76.7%

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日産自動車は、自動車リサイクル法に基づき、2008年度に実施したASR(自動車シュレッダーダスト)、エアバッグ類、フロン類の特定3物品の再資源化の実績を公表した。

同社は2008年度にASRを13万2977.7t、63万3949台引き取り、このうち10万1959.2tを再資源化した。ASR再資源化率は76.7%となり、2015年度の法定基準である70%を昨年度に引き続き達成した。リサイクル実効率では95.7%に相当する。

エアバッグ類は85万6857個、36万5020台を引き取り、回収処理または車上作動により再資源化を実施した。エアバッグ類再資源化率は94.6%となり、法定基準85%を上回った。フロン類は16万8117.9kgを53万9731台から引き取り、処理した。

また、特定3物品の再資源化等に要した費用総額は61億5803万5133円、資金管理法人から払い渡しを受けた預託金総額は62億219万2794円となり、全体収支は4415万7661円のプラスとなった。これにより、自動車リサイクル法がスタートした2004年度から2008年度の累計収支は1億2132万8888円の黒字となった。これは1台あたり48.4円に相当する。

同社では今後も中長期で全体収支のバランスが取れるよう取り組んでいく方針だ。

《レスポンス編集部》

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