東洋エンジニア、インド国営石油公社からFCC建設などを受注

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東洋エンジニアリングは、インド法人であるトーヨー・インディアがインド国営石油公社(IOCL)と、インド東部オリッサ州パラディープ製油所の流動接触分解装置(FCC)とプロピレン回収装置の設計建設にかかわる契約に合意したと発表した。

パラディープ製油所は、年間1500万tの高硫黄重質原油を処理するもので、西アジア産出の原油を輸入・精製しインドの旺盛なエネルギー需要をまかなうとともに、一部はアジア地区に輸出される計画。

一次原油処理設備に加えて、二次処理としてFCCのほか、熱分解装置も含まれ、プロピレン、LPG、ナフサ、ガソリン、航空燃料、ディーゼルなどの製品が生産される。

客先のパラディープ製油所への総投資金額は約60億ドルで、東洋エンジニアリング担当エリアの工期は38か月を予定している。

今回FCCの技術プロセスには、IOCLが米国Lummus社と開発したINDMAXが採用された。

IOCLは年産10万t規模のパイロットプラントでの実証試験を経て今回40倍超のスケールアップを果たし、一挙に世界商業レベルのFCC技術を開発した。IOCLはこの技術を同国ボンガイガオン製油所に導入することも計画している。

《レスポンス編集部》

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