ルノーの新型クロスオーバー『コレオス』は、「フレンチタッチな乗り心地」をキーワードに、走りにもデザインにも「フランス車らしさ」をつめ込んだ車である、とルノー・ジャポンのマーケティング部商品計画グループ、フレデリック・ブレンマネージャーは語る。
随所に配置された遮音材が生み出す静粛性、100万kmのテスト走行から研究された足回りのやわらかさ、SUVながらもコンパクトで普通車のような取り回しの良さと、いわゆる「フランス車」的な特長は様々あるが、最も「フランス車らしい」のは「乗った瞬間の雰囲気」(同氏)だという。
「例えばコレオスのステアリングにVWやアウディのマークが入っていても『あれ?違うでしょ?』と一目でわかるでしょう。ルノーではドイツ車のように直線的で黒っぽいデザインはしません。ダッシュボードの曲面的なデザインは波をイメージさせます。下部を明るい色にすることでダッシュボードが軽く浮き上がるイメージも与えます。明るい車内がフランス車の特長です。」
「そして何より、明るいグレーとベージュの色使いは、ルノーが最も得意とするデザインなんです。」とブレンマネージャー。ドライバーはもちろん、助手席や後席に乗る人全てが明るく、楽しい気分になる。それこそがフランス車らしいクルマなのだと語った。