夫婦ゲンカが発端!? 複数台のパトカーを連れて約70kmを逃走

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5月28日未明、兵庫県加古川市から大阪府大阪市福島区内までの約70km区間で、信号無視や速度超過などの交通違反を繰り返しながら走行したとして、54歳の女を道路交通法違反の現行犯で逮捕した。暴走に至った動機については供述を拒んでいるようだ。

兵庫県警・機動パトロール隊によると、事件が起きたのは5月28日の午前0時50分ごろ。加古川市内の国道2号をパトロールしていた兵庫県警・加古川署のパトカー乗員が、交差点で信号無視を行った乗用車を発見。停止を命じたが、これを無視して逃走した。

クルマは国道2号を東進。明石市から神戸市へと走り続けた。その後、クルマは神戸市須磨区古川町付近の国道2号で、Uターン禁止区間であることを無視し、2回のUターンを強行。阪神高速神戸線に入り、大阪市方向へさらに逃走を続けた。クルマは一時は150km/h超まで加速。抑止のために先行待機していた大阪府警のパトカーはあまりの速度に加速が間に合わず、一時的に振り切られる状態となった。

その後、クルマは大阪市福島区内の阪神高速で強制抑止。運転していた54歳の女は車内にろう城したが、最終的にはレスキューハンマーを用いて警官が窓ガラスを破壊。道交法違反の現行犯で逮捕された。発見現場からは約70km、50分程度の時間が経過していた。

逮捕された女は「夫とケンカして、ムシャクシャして家を出た」と供述しているが、女の自宅があるのは大阪府八尾市。約100km離れた加古川付近までクルマを走らせたことや、逃走については「話したくない」、「覚えていない」と供述を拒み続けているという。

《石田真一》

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