小糸製作所は、ゼネラルモーターズ(GM)が米国連邦破産法第11章の適用を申請したことを受け、連結子会社であるコイトエンタープライズが保有する債券に関して損失が発生する見込みとなったと発表した。
コイトエンタープライズが保有するGMを参照組織とするクレジット・リンク債が、GMの破産法適用申請に伴いデフォルトが決定、損失が発生する状況となった。
ミツビシUFJセキュリティーズ・インターナショナルが発行したファースト・トゥ・デフォルト型クレジット・リンク債の保有額面30億円、特別目的会社のシグナム・リミテッドが発行したファースト・トゥ・デフォルト型クレジット・リンク債20億円がともにデフォルトとなった。
小糸製作所では業績見通しの修正が必要な場合、公表するとしている。