コスモ石油、ヒュンダイオイルとパラキシレンを合弁生産へ

自動車 ビジネス 企業動向

コスモ石油は9日、石油化学事業参入に向け、韓国のヒュンダイオイルバンクとパラキシレンを合弁生産することで合意したと発表した。

パレキシレン事業を協業化するため、合弁会社を設立する。合弁会社は9月に韓国内に設立する。資本金は未定だが、出資比率は折半出資となる。
 
コスモ石油は第3次連結中期経営計画で、石油化学事業を成長戦略と位置付け、事業ポートフォリオの拡充をめざしてきた。業務提携先で筆頭株主でもあるIPIC(アブダビ政府系投資機関)の関連会社であるヒュンダイオイルと2008年4月に「石油事業包括協力覚書」を締結、パラキシレン事業への参入を視野に入れ、協業の可能性について検討してきた。
 
この結果、コスモ石油グループが所有するミックスキシレンを有効活用した、ヒュンダイオイル・大山製油所内でのパラキシレン事業拡充に両社のシナジーが見込めることから、パラキシレン事業の協業化を目的とした合弁会社を設立する。
 
また、コスモ石油は、ヒュンダイオイルとのパラキシレン事業協業化のシナジーを追求するため、四日市製油所内にミックスキシレン蒸留装置を新設する。
 
ミックスキシレン蒸留装置はコスモ石油にとって、今後の国内ガソリン需要減少への対応にも貢献するとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る