デジタルAV機器市場、地デジ完全移行で2011年に2兆円…富士キメラ

自動車 ビジネス 企業動向

富士キメラ総研は、デジタルAV機器市場の調査を行い、調査報告書「デジタルAV機器市場マーケティング調査要覧(2009年版)」を発刊した。

調査は3月から5月にかけて、関連企業各社に対して行い、対象製品は映像関連機器27製品、音響機器16製品、カーAV機器6製品、その他11製品。各製品に対する調査のポイントは、市場概況、製品の方向性、ネットワーク化動向、技術動向、今後の市場予測など。
 
国内のデジタルAV機器市場は、2011年に予定されている地上デジタル放送への完全移行に対応したデジタル放送対応機器の需要、次世代DVD規格がBlu-rayDiskに一本化したことによるユーザの買い替え需要、TV買い替え時のホームシアター機器の購入需要などに牽引される形で、2008年から2011年の間に約900億円ほど市場が拡大し、デジタルAV機器市場規模は合計2兆円を超えるほどにまで成長すると予測する。
 
今後の注目製品としては2006年頃から立ち上がり、屋内のインテリアやフォトフレーム、贈答品としての需要が高まっているデジタルフォトフレームや、米国のアマゾン・ドット・コム社が発売した「Kindle」によって市場が急拡大している、電子ペーパー端末市場などをあげている。

《レスポンス編集部》

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