【スーパー耐久 第3戦】決勝…1号車BMW Z4Mクーペのひとり勝ち

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【スーパー耐久 第3戦】決勝…1号車BMW Z4Mクーペのひとり勝ち
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スーパー耐久シリーズの第3戦が同カテゴリーでは今シーズン初となる2DAYSイベントとして、6・7日に鈴鹿サーキットで開催された。総合優勝は、ST-1クラスの谷口信輝/柳田真孝/ファリーク・ハイルマン組の1号車「PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M クーペ」。

予選は1、4位がZ4Mクーペ、2、3位が日産「フェアレディZ」という、両陣営のガチンコバトルが期待される中で決勝(87周)がスタート。しかし、横溝直輝の10号車「Y.K.M. ADVAN Z」(パートナーは佐藤公哉と田中哲也)はスタートに失敗、佐々木雅弘の35号車「asset.テクノファーストZ」(パートナーは前嶋秀司と藤井誠暢組)は130Rでオーバーランしてしまい、自滅の形でZ4Mクーペお馴染みの1-2体制をお膳立てしてしまう。

しかも、今回は1号車が着実に28号車を引き離していき、チーム内バトルもない。しかし、31周目にヘアピンにエンジンブローによるオイルがハデにまかれ、セーフティーカー(SC)ランとなる。ドライバー交代していないZ4Mクーペ勢はこのタイミングでチェンジ。ここでチーム内バトルが勃発するかと思われたが、SCラン解除後も1号車(ハイルマン)のペースが上。そのまま着実に引き離し、28号車に40秒近い差をつけた54周目に柳田と交代。そのままクルージングで優勝した。

2位以下はSCランで差が詰まり、28号車と10号車が激しいつば競り合いに。49周目には接触に及び、10号車にドライビングスルーペナルティが提示される。これで勝負があったかと思われたが、28号車も別クラスの車両をスピンさせ、残り6周でまさかのドライビングスルーペナルティ。これにより、10号車が再逆転の2位となった。

ST-2クラスは3号車「ENDLESS ADVAN CS・X」(峰尾恭輔/山田英二/村田信博組)、ST-3クラスは27号車「FINA ADVAN M3」(伊橋勲/廣田秀機/三澤伸輔組)、ST-4クラスは62号車「HONDA CARS東京μSSR DC5」(塩谷烈州/デパマン石渡/吉橋孝之組)が優勝している。

次回は、第4戦が中止となったため、現在は第5戦を予定(第4戦の代替えレースの開催の可能性もあり)。8月2日に予選・決勝の1DAYSで伝統の「スーパーTEC」を富士スピードウェイで開催だ。

《デイビー日高》

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