右折待ちのクルマに衝突の少年、前方不注視か

自動車 社会 社会

5日夜、宮城県大衝村内の国道4号で、対向車線側のガソリンスタンドに入ろうと対向車の通過待ちをしていた軽トラックに対し、後ろから進行してきた軽乗用車が追突。対向車線側に押し出された軽トラックが対向車と衝突。運転者が死亡する事故が起きた。

宮城県警・大和署によると、事故が起きたのは5日の午後7時40分ごろ。大衡村大衡付近の国道4号で、道路右側にあるガソリンスタンドに入るため、センターライン近くで対向車の通過待ちをしていた軽トラックに対し、後ろから進行してきた軽乗用車が追突。軽トラックは対向車線側に押し出されたが、この直後に対向車線を順走してきた乗用車と正面衝突した。

前後からの衝突で軽トラックは大破。運転していた44歳の男性は車外に投げ出されて全身を強打。仙台市内の病院まで搬送されたが、約2時間後に死亡した。乗用車を運転していた男性も軽傷。警察は追突車を運転していた18歳の少年を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを進めている。

現場は片側1車線で、見通しの良い直線区間。調べに対して少年は「気づいたらぶつかっていた」などと供述しているようだ。警察では前方不注視の可能性が高いとみて、事故当時の状況についてさらに詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  4. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  5. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る