出光、メチルエチルケトンを15円値上げ

自動車 ビジネス 企業動向

出光興産は、メチルエチルケトン(MEK)を値上げすると発表した。MEKの7月1日納入分から1kg当たり15円値上げする。

MEKの主要原料であるナフサ価格は、原油価格の上昇に加え、エチレンセンター各社の稼動率が回復基調にあることを受け、1 - 3月期以降上昇を続けている。国産ナフサ価格は、1-3月期、1kリットル当たり2万7000円だったが、4 - 6月期には3万3000円、7-9月期には4万円を超えるレベルまで上昇すると見込まれ、大幅な原料コストアップとなっている。

加えて原油価格の上昇による用役費のアップ、世界同時不況下での石油化学装置の稼動率低下による固定費単価のアップにより、採算悪化に陥っている。

これら原料、用役費のコストアップ、固定費単価のアップは、同社の自助努力により吸収できる限界を超えており、今回、値上げに踏み切らざるを得ない状況と判断したとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る