三菱電機、豪州鉄道会社から電機品を受注…総額45億円

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三菱電機、豪州鉄道会社から電機品を受注…総額45億円
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三菱電機は10日、オーストラリアの車両メーカーのユナイテッドグループリミテッドから、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州の鉄道運営会社レールコープ社がシドニー近郊で運行する車両「オスカー」に用いる電機品を受注したと発表した。受注金額は総額約45億円。

レールコープ社は、ニューサウスウェールズ州政府管轄の鉄道会社で、シドニー全域の路線を運行している。シドニーでは人口の増加や道路の混雑で電車を利用する人が増えたため、レールコープ社はオスカーを72両増強する。
 
三菱電機は今回、この新車両を製造するユナイテッドグループから車両用電機品を受注した。
 
三菱電機は1970年代から継続してレールコープ社向けの車両用電機品を納入しており、累計で約1500両分、オスカー用電機品もこれまでに122両分納入している。今回の受注は、過去の技術と30年以上にわたる実績がレールコープ社やユナイテッドグループから評価されたとしている。
 
採用された電機品は、主電動機、補助電源装置、当社独自の低損失高効率電力スイッチング半導体IGBTの使用によりエネルギー損失が少ないVVFインバーター、車両情報システム、車両用空調装置など。これらの電機品は今年12月から2011年5月の間にかけて順次ユナイテッドグループへ出荷し、新車両は2010年9月から順次運用を開始する。

《レスポンス編集部》

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