6日深夜、茨城県鉾田市内の国道51号で、路肩を歩いていたとみられる57歳の男性が大型トラックにはねられて死亡する事故が起きた。トラックはそのまま逃走。警察は後に33歳の男を逮捕した。容疑を否認しているようだ。
茨城県警・鉾田署によると、事故が起きたのは6日の午後10時30分ごろ。鉾田市上沢付近の国道51号で、路肩を歩いていたとみられる57歳の男性が、進行してきた大型トラックなど、車両数台にはねられた。
男性は全身を強打してまもなく死亡。先頭のトラックなど数台はそのまま逃走したため、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。付近での一斉検問を実施し、目撃情報と似たトラックを発見し、運転していた33歳の男を7日未明に自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。
現場は片側2車線の直線区間。調べに対して男は「現場を通ったことは間違いない」と認めながら、その一方で「ひき逃げした覚えはない」として、一部の容疑を否認している。警察では他にも逃走を続けているクルマがあるとみて、さらに調べを進めている。