ボッシュ、ESCの走行試験を充実…女満別テクニカルセンター拡張

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ボッシュ、ESCの走行試験を充実…女満別テクニカルセンター拡張
ボッシュ、ESCの走行試験を充実…女満別テクニカルセンター拡張 全 2 枚 拡大写真
ボッシュは、女満別テクニカルセンターを拡張すると発表した。

土地の購入が完了すれば、センターは現在の約30ヘクタールから約2倍の広さになる。第1段階として約35億円を投資して施設を増強する。

センターは日本におけるシャシー・システム・コントロール事業部の施設で、今回の投資の主な目的は、ESC(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール、横滑り防止装置)とドライバー・アシスタンス・システム(運転支援システム)の開発、車両試験に使用するテストコースの拡張。

ボッシュ・グループは世界中にブレーキシステムのための10のテストコースを運営しており、すべて同じ基準で設計されている。女満別テストコースの拡張に伴い、ESCのアプリケーションに使用するダイナミックな走行試験用の広いエリアを設ける。このテストコースは、シャシー・システム・コントロール事業部のドイツ本社近郊にある、先進ブレーキシステムの研究開発施設として知られているボクスベルクのテストコースと類似の設計になる予定。

ボッシュのシャシー・システム・コントロール事業部は世界中で日本の自動車メーカーに製品を供給している。今回の投資は、ドイツを除く最大のエンジニアリング拠点としての日本の立場を強化するとしている。

《レスポンス編集部》

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