ゴミ収集車が無人滑走、止めようとした男性が死亡

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9日朝、北海道札幌市白石区内の市道で、普通トラック(ゴミ収集車)が無人のまま暴走。これを止めようとした61歳の男性がトラックと壁の間に挟まれた。男性は近くの病院に収容されたが死亡。警察ではサイドブレーキが甘かったものとみている。

北海道警・白石署によると、事故が起きたのは9日の午前8時55分ごろ。札幌市白石区栄通1丁目付近の市道で、路肩に停車していたトラック(ゴミ収集車)が無人のまま後退を開始するのを、このトラックを運転していた61歳の男性が気がついた。

男性はトラックを押し留めようとしたが、車両と近くの壁の間に挟まれる状態となった。男性は全身を強打。近くの病院に収容されたが、まもなく死亡している。

現場は緩い坂道。死亡した男性ら3人は現場でゴミの回収を行っていた。全員が車両後方にいたが、他の2人は逃げ出したためにケガはなかった。警察ではサイドブレーキの掛け方が甘く、傾斜に耐えられず滑走を開始したものとみている。

《石田真一》

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