FIAが発表したエントリーリストにすべて名前を連ねた既存の10チーム。FIAはBMW、ブラウン、トヨタ、マクラーレンのエントリーは条件つきだが、フェラーリ、レッドブル、トーロロッソの3チームについては無条件エントリーであると発表した。
これに対しフェラーリは反発を強め、2010年には参戦しないと不満をあらわにしている。
以下、フェラーリの声明より。
「2009年5月29日、フェラーリは2010年FIA F1世界選手権へのエントリーを条件付きで提出した。今日、これらの条件は認められていない」
「また、フェラーリがFIAに対し、そうしないよう通知したにも関わらず、FIAはフェラーリを無条件参加とした」
「いかなる誤解をも回避するため、FIAとの契約書に従っている我々の権利を侵害するFIAが採用したレギュレーションの下では、フェラーリは2010年のFIA F1世界選手権に参加しないことを再確認する」
こうした声明を出した一方で、フェラーリだけに新レギュレーションに関する拒否権が与えられていた事がリークされ、FIAとの対決の構図が泥沼化の様相を呈してきた。