GT by シトロエン、グッドウッドに出走

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
GT by シトロエン、グッドウッドに出走
GT by シトロエン、グッドウッドに出走 全 2 枚 拡大写真

シトロエンは16日、『GT by シトロエン』が7月3 - 5日に英国で開催される「グッドウッドフェスティバルオブスピード」に参加すると正式発表した。市販に向けて、シトロエンのスポーツイメージをアピールするのが目的だ。

GT by シトロエンは、2008年10月のパリモーターショーでベールを脱いだコンセプトスポーツカー。同車はソニーの『プレイステーション3』の人気ソフト、『グランツーリスモ』と共同開発され、シトロエンが考える21世紀のスポーツカー像を具体化した1台だ。『グランツーリスモ5プロローグ』の仮想空間でのみ、その走行は許される。

同車は前衛的なレーシングカー風ルックスが特徴で、ボディから分離したように見える前後フェンダーは皮膚を覆う甲冑を思わせる。前後マスクは、鎧を着けた戦国武将をイメージ。ボディサイズは全長4960×全幅2080×全高1090mmだ。

パワートレーンの詳細は未公表だが、グランツーリスモ5では「燃料電池を搭載した電気自動車」という設定。最大出力は782ps、0 - 100km/h加速3.6秒、最高速度330km/hという圧倒的なパフォーマンスを実現する。

シトロエンはこのGT by シトロエンを20台程度、限定生産する方針。そのためのPRとして、5月23日にドイツで開催されたニュルブルクリンク24時間耐久レースで、GT by シトロエンをデモ走行させた。

さらに、6月12日からフランスで行われたルマン24時間耐久レースでは、関連イベントの「グランドパレード」に出走。50チーム、150名のドライバーとクラシックスポーツカーともに、パレードラップに参加した。

そして、PRイベントのトリとなるのが、7月3 - 5日に英国で開催されるグッドウッドフェスティバルオブスピード。グッドウッド恒例の全長1.87kmのヒルクライムで、GT by シトロエンがそのパフォーマンスを披露することになっている。

英国でGT by シトロエンが公開されるのは、グッドウッドが初。それだけに、ファンから熱い視線を集めそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  5. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る