FDKは、非絶縁型DC-DCコンバータ「DKシリーズ」にトラッキング機能を追加した12V入力（定格）の新製品3機種を開発し、6月からサンプル出荷を開始する。
新製品は、ディスクリート基板での電源の設計工数の簡略化、実装面積の有効活用に対応したDKシリーズをベースに、出力のタイミングをシーケンシャルまたはサイマルテニアスで制御できるトラッキング機能を加えたもの。高温環境下でも高性能・高効率を維持する特長を持ち、最近増加するFPGAなどの複数の電圧を必要とする高性能ICの駆動に適している。
また、外部抵抗を接続することで出力電圧のレンジを任意に設定できるほか、過電流保護、過熱保護、リモートON/OFF機能、パワーグッド信号出力などの多様な機能を加えたほか、厳密な品質管理、製品毎にシリアル番号を付してフルトレーサビリティーを持たせている。
環境面では、RoHS指令に対応済みで燃やしてもダイオキシンの出ないハロゲンフリーの基板を使用している。
